マイホーム実現までの道のり

家を建てる事になった経緯~完成までをブログで綴ります

第32章 造作棚

広島東洋カープ北海道日本ハムファイターズによる日本シリーズが盛り上がっているところで、久しぶりのブログ更新です。

今回は1階音楽室の造作棚について綴ります。もともと私は電子工作が趣味で、アンプ等の機器を自作して音楽を楽しんでいます。

マイホームを建てるにあたって、当然オーディオルームが欲しくなり検討しました。建坪の関係で床面積は4畳半しかとれません。そこを防音ルームにすると費用も掛かるし、さらに狭くなってしまいます。そこで、床面積は狭いが上の空間を「吹き抜け」にして高さで広さ感を確保する事にしました。「ぺるけさん」という方のHPを参考にして、壁をレンガ仕様にして補強とライブな響きを狙ったのです。ぺるけさんには床材についてもアドバイスを頂き、大変感謝しています。ここで音楽を流すと二階の空間すべてに響き渡ります。特に、二階の階段を登りきったところでの響きは最高で、まるでコンサートホールで聞いている様になり大変満足しています。

また、四畳半という狭いスペースにオーディオ機器を置くと、ただでさえ狭いスペースが更に狭くなってしまいます。そこで、階段下の空間を利用して壁埋め込みのオーディオラックを設計し、棟梁に造作してもらいました。設計図は後日アップしますが、設置前の完成したオーディオラックがこれです。(2013年4月)

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材料は厚さ24mmのパイン集成財でがっちりとしています。エッジ部はトリマーでトリミングをしてくれて、既製品の様な仕上がりです。

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これを壁の中に設置するわけですから、ごちゃごちゃした配線は全て階段下収納の中に目隠しされ、大変スマートな外観になります。ちなみに無塗装です。

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収納部の幅は600mm、奥行きは450mmとたっぷりとってあります。ちょっとした工夫として、棚板の奥行きは側面よりも若干短くすることで棚と棚の間に隙間をつくり、上下で配線を渡す事ができます。これで配線の長さを最短にする事ができます。

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これが壁の中に設置された画像です。左に映っているのが造作してくれた棟梁です。

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そうゆうわけで、また一歩夢の実現に向かって突き進んでいくのでありました。