マイホーム実現までの道のり

家を建てる事になった経緯~完成までをブログで綴ります

第22章 発泡ウレタン

いよいよ断熱材である発泡ウレタンの吹き付け工程です。
先ずは、youtubeの動画を見てください。

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メーカーはデミレックジャパンで、商品名はシーレクション500です。
家の玄関前にミツバチのイラストが描かれたトラックが駐車しています。

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発泡ウレタンの吹き付け施工は、液温が重要との事で到着してから液の2種類のドラム缶内をヒーターで加温しておきます。2種類の液体をノズルの部分で混合させて吹き吹け、化学反応で発泡するしくみです。
先ずは養生からです。柱や土台、窓枠などの付着させない部分は養生テープやビニールで覆います。床面は全面的に養生します。
吹き付け担当の方は1名で、全身白の防護服を着用しゴーグルと防塵マスクの完全防備です。2階の壁から吹き付け開始です。吹き付けられた液体は白に近い黄色で、まるで生き物の様に膨らんでいく様は、とても面白いです。吹き付け直後は熱を持っており、触れると温かいです。

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この様に、屋外と接する壁の内側を全面に亘って吹き付けます。

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上の写真は左がトイレ、中央がバス、右が洗面所です。これらも勿論しっかりと吹き付けられます。

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2階の壁部分です。窓以外はすべて吹き付けます。

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高い部分は脚立に載っての作業です。

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屋根裏の部分もしっかりと吹き付けます。夏の熱い日差しの熱をしっかりカットしてくれそうで頼もしい限りです。

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屋外から見た天井部分です。

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隙間が無いので、高い断熱性能が期待できます。

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木材の表面からはみ出さない厚さです。はみ出してしまうと、壁となる石膏ボードが取り付けられません。
作業は昼食も休憩もとらずに一気に行われました。吹き付け担当の方はゴーグルとマスクを外したら汗びっしょりでした。食事もとらずに作業して頂いた事にお礼を述べます。
終わり頃に営業の方が来ました。自分の家は普通のグラスウールで、羨ましいとの事です。夏は涼しく、冬は暖かくてとても良いとの事で、楽しみです。
最後に養生テープやシートが取り除き、清掃をして完了です。
施工が終わった後は、音の聞こえかたが全く異なり、囲まれ感が強くなりました。防音もかなり期待できそうです。